教室理念


レッスンの始まりに交わす挨拶は、
ただの習慣ではありません。

当教室では、
「よろしくお願いします」ではなく、
**「お願いいたします」**という言葉で
レッスンを始めています。

この挨拶には、
「今日の時間を大切に受け取ります」
「自分も真剣に向き合います」
という意味と気持ちが込められています。

お稽古は、
教えてもらうだけの時間ではなく、
先生と生徒が一緒に音楽と向き合い、
積み重ねていく時間だと考えています。

上手に弾くことだけを目的にするのではなく、
音楽と向き合う姿勢や、
自分自身と向き合う力を育てていきたい。

そのために、
レッスンの始まりの挨拶を
とても大切にしています。

上手に弾くための形式ではなく、
心と姿勢を整えるための、大切な一歩。

それが、
「お願いいたします」から始まるレッスンだと、
私は考えています。