話しかけたら待つと、前回お話しました。
耳から入った音や情報は、最初に聴覚系の脳に入り、その後、言葉を理解する理解系脳と、情報を覚えたり思い出したりする記憶系脳へ情報が入ることで、ようやく本当に「聞いた内容がわかった、覚えた」ことになるそうです。
情報が子どもの耳に入ったら、脳の処理を順番に進めていく時間を確保する=「待つ」ことが何より大切。それが自然と、子どもの聞く力を伸ばすトレーニングになり、脳の成長にも繋がっていくそうです。
子どもが大人と同じことをしようとすると脳の処理に数倍かかると言われていますそその「もどかしい時間」が、脳の成長には必要なのだそうです。
反応がないからと言って言葉をかけ続けたり、遅いからといってすぐ手を貸したりしてしまっては、せっかくの子どもの脳の活動を邪魔してしまいます。
レッスンの時も3秒一緒に待ってくださると嬉しいです。